当社の、ものづくりの基本姿勢は
「必要なものは絶対に削らない、不必要なものは徹底的に削る」です。
福山キッチン装飾は昭和27年の創業から現在に至るまで60年以上「天然木による製品作り」にこだわり続けており、そしてそのほとんどの時間を「システムキッチン扉作り」に費やしてまいりました。
時代の移り変わりとともに生活様式は変化し、現在では新たなマテリアルの登場や加工技術の向上なども手伝ってキッチンデザインは多様化しております。これを筆頭に社会から当社への要求は多岐にわたるようになりました。
具体的には「多品種」・「小ロット」・「短納期」・「高品質」・「ローコスト」、最近ではこれらに「環境対応」が付加されるのも通例です。
当社はこれまで絶えずあらゆる角度からの情報収集を心がけ、「これからは何が必要とされるか」を敏感に感じ取り、「変えるべきもの」に対しては躊躇無く徹底的に全社員が一丸となって変革してまいりました。
一方、「天然木で塗装キッチン扉を作る」という我々の基本姿勢は「変わるべきではないもの」として一貫して崩すことはありません。
安価な量産品の台頭により、市場で「本物」を目にする機会が少なくなりましたが、だからこそ当社は今後も「本物」を作り続けることを使命とし、「社会から必要とされる企業」であり続けたいと思います。
代表取締役社長 唐川 修治